starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ラブロフ露外相、西側は「うその帝国」「我々と直接戦争」国連会見で


 ロシアのラブロフ外相は23日、米ニューヨークの国連本部で記者会見し、ウクライナ支援を続ける米欧などの西側諸国は「我々と直接戦争をしている」と述べた。また、ウクライナ産穀物の輸出合意の再開をめぐる交渉について、仲介する国連が提示した打開案は「否定はしないが、現実的ではない」との見方を示した。

 ラブロフ氏は同日、国連総会の一般討論演説後に記者会見した。演説では西側諸国を「うその帝国」と呼び、「自己中心的なルールに従うことを世界に強要しようとしている」と主張。「特別軍事作戦」と呼ぶウクライナ侵攻については、ほとんど言及しなかった。

 記者会見では、ウクライナが提唱する露軍の撤退などを含む10項目の和平案について「完全に実現不可能」だと言及。ウクライナが姿勢を変えない限り戦闘は続くとした。ニューヨークでは30カ国以上の代表と個別に会談したと明かし、グローバルサウスと呼ばれる新興・途上国は「国益を守るため」に「反ロシア制裁に加わりたがらない」と主張した。

 また、20日に開かれた安全保障理事会で、ウクライナのゼレンスキー大統領の演説中に議場にいなかった点を問われると「彼が何を言うか分かっているのだから、時間を無駄にする必要はない」とも述べた。

 北朝鮮との関係をめぐっては、ラブロフ氏が来月に平壌を訪問し、連携強化に向けた交渉に臨むとした。米国などはウクライナ侵攻を続けるロシアが北朝鮮から武器調達を試みていると分析しており、軍事協力の拡大が危惧されている。【ニューヨーク八田浩輔】

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.