starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

1日の締めくくりに「夜アイス」流行中 専門店続々、森永も新製品


 1日の締めくくりにアイスはいかが――。学校や仕事からの帰宅途中の人や外食後の人をターゲットに、夜間に営業する「夜アイス」専門店が、全国で続々とオープンしている。これまで少なかった夜に営業するスイーツ店と、味や見た目にこだわった商品が幅広い世代に人気だ。商機とみた菓子メーカーにも動きが出てきた。

 「21時にアイス」(大阪府)、「0cal/ダイエットは明日から」(同)、「月曜からアイス」(香川県)、「アイスは別腹」(兵庫県)。インターネットで「夜アイス」と検索するとユニークな名前を冠した店舗がヒットする。営業時間は各店とも夕方から深夜までが中心だ。味や製法にこだわったアイスや、旬のフルーツで盛り付けるなどネット交流サービス(SNS)でも映えるメニューが特徴だ。

 西日本勢が強い夜アイス専門店だが、首都圏にも進出しつつある。「真夜中牧場」は今年、東京都墨田区内に2店舗を出店した。店舗は東京スカイツリーや国技館近くに構え、観光客の取り込みを図る戦略だ。

 北海道産の材料を使った濃厚な味わいのアイス(税込み680円~)を提供する。客層は若者から50代までと幅広く、行列ができることもある。近く都内で3店舗目をオープン予定という。

 同店は、飲酒後にパフェを食べる北海道・札幌発祥の「シメパフェ」に着想を得て出店。店舗を運営するオトノミクス(東京)の担当者は「出店したエリアには夜間スイーツを出す店がなく『観光や食事後にちょっといいアイスを食べたい』というニーズに刺さったようで喜ばれている。札幌のように夜アイスを根付かせたい」と話した。

 夜アイスを手軽に自宅で楽しんでもらおうと菓子メーカーも新商品を投入した。森永製菓は18日、「自身へのご褒美」としてアイスを選ぶ消費者のニーズを意識し、カップアイス「チョコホリックモンスター」(同259円)を発売した。手ごろ感のある価格帯だが、4種類のチョコレートの味と食感が楽しめる満足感も追求し、夜アイスの定番を目指す。【嶋田夕子】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.