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映画「オッペンハイマー」興行収入9億1200万ドル超え 伝記で首位


 「原爆の父」として知られる物理学者ロバート・オッペンハイマーを描いた映画「オッペンハイマー」の興行収入が全世界で9億1200万ドル(約1346億円)を突破した。伝記映画としては、興行収入で史上最高の大ヒットになったという。

 米調査会社ボックスオフィス・モジョによると、先週末分を加えた北米での興行収入は3億1800万ドル、海外は5億9400万ドルとなり、7月の公開から9週目で計9億ドルを超えた。伝記映画ではこれまで、歌手のフレディ・マーキュリーとロックバンド「クイーン」を題材にした「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年公開)が9億1000万ドル超で首位だったが、これを上回ったという。

 「オッペンハイマー」は、06年にピュリツァー賞を受賞した伝記を基に、数々の大ヒット作を手がけてきたクリストファー・ノーラン氏が監督を務めた。第二次世界大戦中に極秘の原爆開発計画を主導したオッペンハイマーの「栄光」や原爆投下の惨状を知った後の苦悩などが描かれている。広島と長崎への原爆投下や被爆地の実態に関する直接的な描写はない。日本では公開されていない。

 同調査会社によると、23年公開の映画では、オッペンハイマーは現時点で全世界興行収入で3位。1位は着せ替え人形を実写化した「バービー」、2位は任天堂の人気ゲームキャラクターの映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。【ワシントン西田進一郎】

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