自民党の小渕優子選対委員長は14日、自身の政治団体で不透明な政治資金処理があったとする一部報道について「事務所で確認したところ、そのような事実は全くないということだった」と述べた。党本部で記者団の取材に応じた。
文春オンラインは13日、小渕氏の関係政治団体が2015年から7年間で1400万円以上を小渕氏のファミリー企業に支出していたなどと報じた。
これに関し小渕氏は「いろいろと使ったものについてお支払いするのは当然」と支出自体は認めたものの、「親族企業と言うが、きちんとした形で法に全く反することなくやらせていただいている」と述べ、問題はないとの認識を示した。道義的な責任については「全くないと思っている」と話した。【菊池陽南子】