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「ハロウィーン目的で渋谷来ないで」 区長、雑踏事故も懸念


 東京都渋谷区は12日、10月末に控えたハロウィーンの対策を発表した。新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行したことに伴い、大勢の観光客らが集まることが予想されるため、ハロウィーン期間中に渋谷に来ることを控えるよう求めるキャッチコピーを渋谷駅前などに掲示する。

 区がハロウィーンの対策に投じる予算は約4790万円。「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません」「ハロウィーンの渋谷は、ゴミ箱でも、ナンパ場でも、灰皿でもありません」などと、日本語と英語で呼び掛けるキャッチコピーを複数作成し、10月中旬ごろから区中心部に掲示する。

 観光客らが集まることが予想される土曜日の10月28日と当日の同31日には、いずれも午後7時~午前5時、渋谷駅周辺に警備員約100人を配置する。また、コンビニなど35店舗に対し、28、31両日の規制時間帯に限り酒類販売を自粛するよう依頼。27日~11月1日には、区条例に基づき、渋谷駅周辺の指定区域内で夜間の路上飲酒規制も実施する。

 他にも、関連施策として、区内の問題解決のアイデアを企業・団体から募る「Shibuya グッドマナープロジェクト」を一般社団法人「渋谷未来デザイン」と協力して発足。今回は第1弾プロジェクトとして、ハロウィーン期間中の路上飲酒・喫煙の問題解決に関するアイデアを企業などから募集している。

 長谷部健区長は「(2022年に発生した)韓国・ソウルの繁華街の事故のようなことがいつ起きてもおかしくない。ハロウィーン目的で渋谷には来ないでもらいたい」と話した。【加藤佑輔】

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