萩生田光一氏、旧統一教会との接点「説明不足の指摘当たらない」

　自民党の萩生田光一政調会長は13日の新執行部発足に伴う記者会見で、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）と自身との接点に関し、「詳細な説明はしてきたと思っている。（接点について）党にも報告し、それ以来、関係を絶って今日に至っている。現段階で説明不足だという指摘は当たらない」と述べた。

　旧統一教会を巡っては、2022年の参院選前に関連施設を訪問するなど複数の接点があったことが発覚。萩生田氏はこうした接点を認めた上で、関係を絶つ考えを示している。萩生田氏は会見で「今までも機会あるごとに説明を続けてきた」と強調。今後改めて会見などを設定するかについては「今後も不備があれば、求めに応じてまいりたい」と語った。

　また萩生田氏は、政府が保有するNTT株の売却議論に関し「NTT法のあり方に関する議論を加速させ、年内にも一定の方向性を見定めていきたい」と述べた。【菊池陽南子】