20代の知人女性にわいせつな行為をしたとして、強制性交等容疑で書類送検されたプロ野球・埼玉西武ライオンズの山川穂高選手(31)について、東京地検は29日、不起訴処分にした。
女性側は、山川選手から2022年11月に東京都港区のホテルで無理やり、わいせつな行為をされたとして警視庁に被害を届け出た。警視庁は今年5月、起訴を求める「厳重処分」ではなく、検察側に判断を委ねる「相当処分」の意見を付けて書類送検していた。
捜査関係者によると、山川選手は警視庁の調べに対し、女性とホテルに行ったことは認めた上で「合意の上だった」という趣旨の説明をしていたという。【井口慎太郎】