22日正午ごろ、北海道伊達市元町の市立伊達小学校で小学2年の女児(8)が「屋外であった体育の授業の後で倒れた」と119番があった。女児は病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。熱中症の疑いがあるという。
市教育委員会によると、暑さ対策として授業は2年の3クラス合同で行われ、教員7人が児童たちを見守った。ボール投げ、鉄棒、うんていの活動を行い、日陰で休憩をさせた。女児は健康面の問題がなく、授業中に6~7回、水分を摂取した。授業は暑さのため予定より20分ほど早く終えた。児童たちが屋外にいたのは約1時間。女児は午前11時50分ごろ、校舎に移動中に倒れた。
気象庁によると、市内は同日午後0時41分に最高気温33・5度を記録した。【平山公崇】