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バイデン氏襲撃示唆の男性、FBIが射殺 逮捕時に銃向け 米報道


 米連邦捜査局(FBI)は9日、西部ユタ州でバイデン大統領に危害を加えると脅迫した疑いのある男性を逮捕しようとした際、男性がFBIの捜査官らに銃を向けてきたため、発砲して男性を射殺した。米メディアが報じた。男性はソーシャルメディアへの投稿で、9日にユタ州を訪問予定だったバイデン氏の襲撃を示唆し、トランプ前大統領の捜査を担当した東部ニューヨーク州の検事も標的にすると脅していた。

 報道によると、男性は70代とみられ、今月7日にソーシャルメディア上で「バイデンがユタに来ると聞いた。狙撃用ライフルのほこりを払っておく」などとバイデン氏の襲撃を示唆する投稿をした。バイデン氏が実際に9日にユタ州を訪れる予定だったこともあり、FBIは緊急性が高いと判断。捜査官らが9日朝に男性を逮捕するため、ユタ州プロボにある男性の自宅を訪れていた。

 一方、近隣住民らはAP通信に対して、男性は日常的につえをついて生活しており、「(バイデン氏が訪問する)ソルトレークシティーまで運転して、ライフルを構え、大統領を狙うなど100%無理だ」と語った。

 男性を射殺したことは、9日にバイデン氏にも報告された。バイデン氏はその後、遊説のためにユタ州入りした。

 米メディアによると、男性は、共和党のトランプ氏の熱心な支持者を意味する「MAGA(マガ) トランパー」を自称。以前からバイデン氏やハリス副大統領、ガーランド司法長官、ニューサム西部カリフォルニア州知事ら民主党の政治家の暗殺や襲撃を示唆する投稿を繰り返していた。実際にライフルのようなものを持つ写真も投稿していた。

 FBIの捜査官が今年3月に男性の自宅を訪れた際には「次は令状を持ってこい」と言って追い返した。その後もソーシャルメディアでは「バカなFBIの友人たち、これを読んでいるのは知っている」などと挑発していた。【ワシントン秋山信一】

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