「修行」と称して性的暴行か 準強制性交等容疑で65歳逮捕

　「修行」と称して女性に性的暴行を加えたとして、警視庁捜査1課は8日、愛知県一宮市西五城の職業不詳、大野勝彦容疑者（65）を準強制性交等容疑で逮捕した。大野容疑者は「子宮に悪いエネルギーがたまっている。俺と修行して苦痛を味わえば、人生が飛躍する」などと言って信じ込ませ、性的暴行に及んでいたとみられる。

　逮捕容疑は2022年12月16日～17日、東京都千代田区内のホテル一室で、20代の女性にわいせつな行為をしたとしている。「強制したわけではない」と容疑を否認しているという。

　捜査1課によると、女性は22年11月、知人男性から「人生が好転するすごい先生がいる」などと紹介されて大野容疑者と数回会ったという。別の女性も同様の被害を訴えており関連を調べる。【木原真希】