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ウクライナ軍のドローン攻撃でロシア揚陸艦損傷か 緊張高まる黒海


 ロシア国防省は4日、黒海に面する南部クラスノダール地方ノボロシースクの港で同日未明、ウクライナの無人小型船(水上ドローン)2隻による攻撃があったと発表した。ロシア側は「撃退した」と発表したが、ロイター通信などはウクライナ当局者の話として、露軍の揚陸艦が損傷したと報じた。黒海周辺ではロシアが穀物輸出への合意を停止した後、ウクライナの穀物施設に攻撃を続けており、緊張が高まっている。

 ロイター通信などによると、ウクライナ軍は450キロの爆薬を取り付けた水上ドローンを使って攻撃。当時、揚陸艦には約100人の兵士が乗っていたという。ソーシャルメディアでは、損傷で航行が難しくなったとみられる揚陸艦が、タグボートでけん引される動画が拡散している。ウクライナ軍の広報官は4日、自軍の関与には言及せず、揚陸艦が何らかの攻撃によって「損傷した」とし「戦時に潜在的な敵を攻撃するのは合法だ」と強調した。ノボロシースク港は原油や穀物の輸出を担う黒海有数の港だが、今回の攻撃は輸出施設には影響を与えていないとみられる。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は7月30日、動画声明でロシア国内への攻撃を増やすことを示唆。7月下旬以降、首都モスクワへのドローン攻撃が増加し、商業ビルが損壊するなどの被害が出ている。黒海を巡っては、ウクライナ軍は昨年4月、ロシアの黒海艦隊の巡洋艦「モスクワ」を沈没させたとされる。

 また露国防省は4日、ウクライナ軍がロシアが実効支配するクリミア半島に向けて放った無人機(ドローン)13機を撃墜したと発表した。【パレスチナ自治区ガザ地区・三木幸治】

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