飲み会でほぼ全裸で一気飲み 栃木・真岡消防署の署員30人参加

　栃木県の真岡消防署が7月に開いた飲み会で、男性署員3人がほぼ全裸の状態で酒を一気飲みする余興をしていたことが3日、芳賀地区広域行政事務組合消防本部への取材で判明した。酒は女性署員から受け取っていた。消防本部はハラスメントの有無を調査している。

　消防本部によると、飲み会は7月14日午後6時から、益子町内の飲食店で暑気払いの目的で開かれた。全署員のうち約半数の約30人が参加していた。余興は約5分間で、30代男性署員1人と20代男性署員2人の計3人が、トイレットペーパーとラップのみで陰部を隠した状態で、コップの酒を一気飲みした。

　消防本部の調査に対し、余興の内容を考えた30代男性署員は「場を盛り上げるためだった」と説明しているという。飲み会には同署の小林明宏署長も参加していた。

　消防本部総務課は「ハラスメントに該当するかは調査中だが、不適切な行為であったことは間違いないので信頼回復に努めたい」としている。【今里茉莉奈】