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ゴールデンカムイ、北斗の拳…北海道道南でマンガとのコラボ続々


 この夏は北海道道南が人気のマンガとのコラボレーションでアツい。函館市は「ゴールデンカムイ」、北斗市は「北斗の拳」。両市はマンガの読者が楽しめる企画を実施する。イベントを楽しみながら夏の北海道の観光を満喫してほしいと呼びかける。【三沢邦彦】

 まずは、函館市。明治末期の北海道・樺太を舞台にした漫画「ゴールデンカムイ」(集英社)の世界観を紹介する「連載完結記念 ゴールデンカムイ展」が市内の丸井今井函館店で開かれている。函館は物語のクライマックスとなったこともあり、すでに大勢のファンでにぎわいをみせている。

 会場は六つのゾーンに分かれ、120点を超える登場人物などのイラストなどが展示されている。主人公で元兵士の杉元佐一の軍帽をはじめキャラクターに関連した資料も見ることができる。担当者は「夏の函館観光と一緒にゴールデンカムイを楽しんでほしい」。

 ゴールデンカムイ展の開催にあわせ、函館市内でイベントをPRする函館市電のラッピング車両が運行されているほか、名シーンを描いたフォトスポットパネルがJR函館駅改札口や金森赤レンガ倉庫などの市内9カ所に設置中だ。作中にも登場した五稜郭公園内の「兵糧庫」は内部が特別公開されており、パネルも設けられている。

 展覧会や市電の運行、パネルの設置はいずれも9月10日まで。入場料は大人1800円、中高生1400円、小学生900円。午前10時~午後6時半。問い合わせは丸井今井函館店(0138・32・1151)。

   ◇

 もう一つの北斗市。2023年で掲載から40周年を迎えるマンガ「北斗の拳」とコラボしたイベントを8月26日~10月31日に実施する予定だ。スマートフォンのアプリを利用したスタンプラリーや市内飲食店と連携したキャラクターのカードなどの多彩なプレゼントを用意する。市は「アニメツーリズム」による知名度向上と、全国からファンが訪れることを期待する。

 北斗の拳は「週刊少年ジャンプ」で1983~88年に連載。核戦争で文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが救世主として成長する姿を描いている。

 北斗市は2016年の北海道新幹線開業時に市商工会青年部などが中心となり、マンガのタイトルが同じということで、「ケンシロウ」の銅像を誘致。交渉がうまく進み、ケンシロウ像は市の玄関口・北海道新幹線の新函館北斗駅に展示されている。

 デジタルスタンプラリーは、スマホのアプリを利用し、新函館北斗駅やトラピスト修道院などの市内7カ所のスポットをすべて訪れると、限定品がもらえるという内容だ。また、市内21カ所の飲食店ともコラボして、対象メニューを購入すると、店舗限定のコラボカードがプレゼントされる。

 期間中は市交流センターでイラスト展やオリジナルグッズも販売する。北斗市の担当者は「新幹線を利用して、全国からファンに訪れてほしい」と話している。

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