18日午後9時50分ごろ、神奈川県横須賀市東逸見町2の京急電鉄逸見駅で下り線のホームに入ってきた品川発浦賀行きの普通列車(6両編成)の運転士から、駅員を通じて「人が線路上にいる」と110番があった。電車は手前で停止したが、線路上に川崎市川崎区の男子高校生(18)が倒れており、その場で死亡が確認された。
横須賀署によると、高校生は列車にひかれたような痕があり、約10分前に逸見駅に停車した浦賀行きの普通列車(6両編成)の先頭車両の下部から血痕などを発見。この列車の運転士は「気が付かなかった」と話しているという。署は事件と事故の両面で調べている。【蓬田正志】