当て逃げされ“カーチェイス” 国道逆走で女性けが、30歳を逮捕

　16日未明に栃木県小山市田間の新国道4号でオートバイと逆走した乗用車が衝突した事故で、県警小山署は17日、乗用車を運転していた茨城県筑西市の会社員、星祐汰容疑者（30）を自動車運転処罰法違反（過失傷害）の疑いで逮捕した。容疑を認めている。

　逮捕容疑は16日午前0時15分ごろ、星容疑者が運転する乗用車が逆走し、東京都杉並区の看護師の女性（22）の中型バイクにぶつかり、女性に足の骨を折るなどの重傷を負わせたとしている。

　小山署によると、事故の数分前、星容疑者から、現場近くの路上で普通乗用車に追突されたとの110番があった。追突した車が現場から逃走したため星容疑者が追跡していたところ、この車が新国道4号を逆走し始めたため、星容疑者も逆走して追跡を続けたという。同署は当て逃げした車の行方を追っている。【面川美栄】