茨城・つくばのラーメン店で男女7人が食中毒 黄色ブドウ球菌検出

　県生活衛生課は16日、茨城県つくば市天久保3のラーメン店「W～俺の生きる道～」でラーメンやまぜそばを食べた10～20代の男女7人が食中毒を発症したと発表した。いずれも快方に向かっている。

　同課によると、7人は10日午後7～10時ごろに同店で食事し、11日午前0時ごろから嘔吐（おうと）や下痢の症状が出て一部が医療機関を受診した。7人のうち3人と、同店の調理者2人から黄色ブドウ球菌が検出され、保健所は同店に16日から営業禁止を命じた。

　黄色ブドウ球菌は、食品に付いて長時間常温で放置されると増殖し毒素を出す。県は再発防止を指導するという。【森永亨】