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性的少数者の入浴や課題 温泉地、別府市が議論 ルール作り探る


 LGBTQなどの性的少数者を含め、誰もが安心して温泉を楽しめるルール作りを探ろうと、大分県別府市は27日、幹部らで構成するワーキンググループ温泉部会の初会合を市役所で開き、今後の公衆浴場の運営のあり方を議論した。

 性的少数者への理解増進を目的とするLGBT理解増進法が施行されたことなどを受けた。市観光・産業部長が部会長を務め、観光協会、旅館ホテル組合、別府八湯温泉道名人会、立命館アジア太平洋大(APU)の関係者らで構成。7月にあと2回会合を開き、考え方をまとめる。

 初会合では、市側が同法、公衆浴場法、市営温泉の現状などを説明した後、参加者が非公開で意見を述べた。

 LGBTの居場所を作る活動に取り組み、会合に参加したAPU3年の元井雄(もといゆう)さん(20)は「男湯女湯のどちらに入るかは、身体的な性別に一致させるべきだと思う」と述べる一方、「誰もが安心して楽しむには、個人用風呂の活用や入浴を時間で区切るなどの工夫も必要だろう」と語った。【大島透】

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