バイデン米大統領は24日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の「反乱」を巡るロシア情勢について、英仏独の3首脳と電話で協議した。首脳らは情勢について意見交換し、引き続きロシアの侵攻を受けるウクライナへの「揺るぎない支援」を確認。緊密に連携してロシアの混乱を注視する構えだ。
米ホワイハウスが発表した。電話協議には、英国のスナク首相とフランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相が参加した。
これに先だって、バイデン大統領とハリス副大統領はホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)からロシア情勢の説明を受けた。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)▽ブリンケン国務長官▽オースティン国防長官▽米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長▽中央情報局(CIA)のバーンズ長官――らも加わった。【ワシントン鈴木一生】