starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ワグネル創設者「ロシア軍に攻撃された」 当局は「反乱」と捜査開始


 ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、プリゴジン氏は23日、通信アプリ「テレグラム」で、ワグネルの拠点がロシア軍の攻撃を受け、多数の兵士が死亡したと主張した。ロイター通信などが報じた。ロシア国防省は同日、「事実ではない」と否定する声明を発表。プリゴジン氏は報復宣言ともとれる発言をしており、タス通信によると、連邦保安庁(FSB)はプリゴジン氏が「反乱を呼びかけた」として捜査を開始したと発表した。

 報道によると、プリゴジン氏は23日の投稿で「この残虐行為にどう対応するか決める。次は我々の番だ」と強調。「我々の若者を破壊した者たちは罰せられなければならない」と訴えた。さらに「我々には2万5000人(の兵士)がいる。なぜ混沌(こんとん)が生じているのかを明らかにする。これは軍事クーデターではない」などと語った。

 テレグラムでは攻撃を受けたとされる森を映した動画も投稿し、「目撃者によると、後方からの攻撃だった。つまりロシア国防省によるものだ」と説明した。

 プリゴジン氏はこれまでも国防省をたびたび批判している。今月11日には国防省が全ての志願兵に対し月内に同省と契約を結ぶよう命じたことを受け、「ショイグ(露国防相)は軍を適切に管理できていない」と語り、ワグネルは命令を拒否すると表明。23日の投稿では、ロシアがウクライナに対し「特別軍事作戦」を始めた理由について「ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)とともに攻めてくるというストーリーを国防省がでっち上げ、国民や大統領をあざむいた」と主張した。

 タス通信によると、ペスコフ大統領報道官は23日、プーチン大統領もプリゴジン氏の発言などについて説明を受けていると明らかにし、「必要な措置が取られる」と語ったという。【カイロ金子淳】

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.