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「酔って入った店が闇スロ」110番で発覚 常習賭博容疑で7人逮捕


 兵庫県尼崎市の繁華街で違法賭博店を営業したとして、県警は13日、経営者とみられる職業不詳、安藤龍也容疑者(46)=尼崎市西御園町=と従業員の男女6人を常習賭博の疑いで逮捕した。県警は店からスロットマシン97台とカードゲーム機2台、金庫などを押収し、資金の流れなどを調べている。

 逮捕容疑は4月19日~5月19日、共謀して尼崎市神田北通3の店舗で不特定多数の客に金銭を賭けてスロットやカードゲームをさせたとしている。県警は7人の認否を明らかにしていない。

 尼崎南署によると、安藤容疑者らは雑居ビル4階で「エース」という店名の賭博店を営業。「4号機」と呼ばれるギャンブル性が強いため規制されているスロット機を設置し、高レートの賭博をさせていたという。

 2022年5月に女性から「酔って入った店が闇スロ(違法スロット店)のようだった」と110番があり、捜査をしていた。当時は「ファルコン」という店名で、市内の別の場所で営業していた。

 県警は客として店に通っていたネット販売業の男性(41)も常習賭博の疑いで逮捕している。【大野航太郎】

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