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「参院のドン」青木幹雄さん死去、89歳 第1次森内閣の官房長官


 小渕第2次改造内閣や第1次森内閣の官房長官を務めた元自民党参院議員の青木幹雄(あおき・みきお)さんが11日、死去したことが分かった。89歳だった。

 島根県出身。早稲田大在学中に竹下登元首相の秘書となり、1967年から島根県議を5期務めた後、86年7月の参院選島根選挙区から初当選。竹下派に所属し、「竹下の黒衣」として参院竹下派をまとめた。

 98年に小渕政権で党参院幹事長に就任。99年10月の内閣改造で官房長官として初入閣した。長官在任中の2000年4月2日、小渕恵三首相が脳梗塞(こうそく)で入院したのを受け、翌3日から首相臨時代理を務めた。小渕第2次改造内閣は4日に総辞職し、第1次森内閣が5日に発足したが、当時の党の実力者5人が「密室で次期首相を決めた」などと批判された。青木さんはこの「5人組」の一人だった。

 03年の総裁選では他派閥出身の小泉純一郎首相の再選を支持。04年に参院議員会長となり、07年に退任するまで小泉、安倍両政権を支えた。長く参院自民の実力者として党内に強い影響力を持ったことから「参院のドン」との異名を持った。10年5月に体調不良を理由に同年の参院選に立候補せず、政界を引退すると表明。引退後も参院自民や額賀派(現・竹下派)幹部らと定期的に意見交換の場を設け、影響力を持ち続けた。

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