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ロシア、ドローンをイランからカスピ海経由で入手 国内で工場建設か


 米ホワイトハウスは9日、ロシアがウクライナへの攻撃で使用している無人航空機(ドローン)をイランからカスピ海経由で受け取っていると明らかにした。また、イラン開発のドローンをロシア国内で製造する工場を建てるため、必要な資材もイランから受け取っている情報があるとし、建設予定地の衛星画像を公開した。

 ウクライナの反転攻勢が始まったとみられる中、バイデン政権はロシアへの「後方支援」に神経をとがらせている。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は声明で「イランがロシアの残虐な戦争の継続を可能にしている。両国は軍事協力を拡大し続けている」と警戒感をあらわにした。

 ホワイトハウスによると、イランで製造されたドローンは同国北部のカスピ海に面したアミラバードの港でロシアの船舶に積み込まれる。カスピ海を北上して露南西部マハチカラに運ばれた後、ロシア軍の基地に送られてウクライナへの攻撃に使用されているという。今年5月までに数百機のドローンの提供を受けたとしている。

 ドローン工場は、モスクワから東に約900キロのエラブガ経済特区で建設中とみられている。カービー氏は、工場が来年初めには本格稼働する可能性があるとの分析を明らかにした。米政府は昨年12月にロシアがイランと共同でドローンの生産を検討しているとの見方を示していた。【ワシントン鈴木一生】

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