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小切手現金化し6600万円着服 新潟・阿賀町職員、懲戒処分検討へ


 新潟県阿賀町は3日、水道事業の会計を担当していた建設課の一般職員が、2015年度から22年度までの間、町の小切手を現金化し計約6600万円を着服していたと発表した。神田一秋町長は同日、町役場で記者会見し「町民の信頼を著しく損ない痛恨の極み。深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 町によると職員は15年4月~23年3月、銀行で町から水道業者などへの支払いをする際に、町の小切手の一部を現金にし着服したとしている。月1~3回で、多いときには70万円ほど現金にしていた。総額は、判明している分で計約6600万円。

 職員から先月29日に申告があり発覚した。「生活費に充てていた。ご迷惑をおかけし申し訳ありません」と話しているという。今月1日に全額返済したという。

 水道事業の支払いはこの間、着服した職員が1人で担当していた。課長による出金のチェックはあったものの、金額の突き合わせなどはせず、形骸化していたという。町は今後、チェック体制の強化など再発防止に務める、としている。

 町は29日から職員を自宅待機とし、懲戒処分の方向で検討する。また被害額の詳細を調査のうえ、業務上横領容疑で刑事告発する予定。【石田奈津子】

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