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藤井聡太6冠が一日駅長 運転体験などに挑戦 三陸鉄道宮古駅


 将棋の藤井聡太6冠(20)が29日、岩手県宮古市の三陸鉄道宮古駅で一日駅長を務めた。藤井6冠は同市で28日にあった叡王戦(不二家主催)第4局を制してタイトルを防衛したばかり。鉄道ファンの藤井6冠は車両の運転体験や「出発」の合図に挑戦し、史上最年少での7冠と名人位が懸かる名人戦第5局(毎日新聞社など主催)を前に、つかの間の休息を楽しんだ。

 藤井6冠は午前9時20分過ぎ、同県釜石市出身で大盤解説を務めた小山怜央四段(29)と宮古駅近くの車両基地に姿を見せた。袖口に金色の3本線が入った三鉄の制服に身を包んだ藤井6冠は、職員から部品の説明を受けたり、運転台に入って基地と宮古駅間で運転を体験したりした。

 その後、宮古駅で一日駅長の任命式に参加し「三陸鉄道は東日本大震災後すぐに(一部区間で)運転を再開し、三陸地域の復興の象徴と思っている」とあいさつ。右手をすっと伸ばして出発の合図をした。藤井6冠は取材に「昨日は厳しい将棋だったが、しっかり調子を整えて次の戦いに臨みたい」と語り、名人位奪取に意欲を見せた。

 藤井6冠は叡王戦で挑戦者の菅井竜也八段(31)を3勝1敗で退けた。31日からは長野県高山村で名人戦七番勝負の第5局に臨む。渡辺明名人(39)に勝つと7冠、名人位とも最年少記録を更新する。【奥田伸一】

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