六甲高山植物園(神戸市灘区)で「ヒマラヤの青いケシ」が見ごろを迎えた。澄んだ青色の花びらが初夏の日差しを浴びて輝いている。
青いケシは「ブルーポピー」とも呼ばれ、中国・ヒマラヤの高山帯に自生する。1990年に大阪で開かれた「国際花と緑の博覧会」で知られるようになった。西日本では同園だけが屋外展示しているという。2種約100株を栽培。5月中旬に花が咲き始め、6月中旬ごろにかけて順次咲いていくという。
同園の担当者は「散策にぴったりの季節に花を眺めながらゆったりとした時間を過ごし、癒やされてほしい」と話している。【関谷徳】