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渡辺は「苦しい時間」藤井がリードか 名人戦、中田功八段が指摘


 渡辺明名人(39)に藤井聡太王将(20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負第4局(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の大盤解説会が22日午後1時から、対局場に程近い福岡県飯塚市の「のがみプレジデントホテル」で始まり、福岡市出身の中田功八段(55)と水町みゆ女流初段(22)が登壇した。渡辺名人が昼食休憩が明けてからも長考を続け、登壇した中田八段は「渡辺名人の苦しい時間が続いている」と藤井王将がリードを奪ったと判定した。

 昼食休憩の局面は、藤井王将が▲8三歩と飛車取りに打ったところ。中田八段は「渡辺名人の手は△同飛か△7四飛。その他は考えにくい」と推測。それぞれの予想される手順を並べ、「自然に指していくと、渡辺名人にとって嫌な順が所々に見える」と解説した。

 中田八段は更に「渡辺名人は封じ手局面をあんなに進めなくてよかった。藤井さんに封じ手をさせたのは痛かった。△8八歩を打たずに封じ手にし、自分だけが次の一手を知ったまま一晩考える方がよかったかもしれない」と、封じ手にするタイミングをポイントに挙げた。

 その後、登壇した立会の深浦康市九段(51)も「局面は藤井王将がいい。名人から勝負のアヤを付ける手を探っていかないといけない」との見解を示した。【丸山進】

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