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プラモ、ラジコン… 静岡ホビーショーに過去最多97団体が出展


 プラモデルやラジオコントロールなど日本が世界に誇る模型の関連企業が一堂に会する「第61回静岡ホビーショー」が10日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開幕した。業者招待日の10日は国内外から多くのバイヤーが来場し、新型コロナ禍による「巣ごもり需要」で高まった模型への関心を将来につなげていこうと熱心にメーカー担当者の説明に耳を傾けていた。ショーは14日まで、5日間の日程で行われる。

 出展数は過去最多の97企業・団体で、模型メーカーだけでなく、教材や塗料メーカー、模型を飾るための家具メーカーなども新たに参加した。会場には、水陸両用で動くアヒルの模型や、動力の仕組みを理解しやすいようにクリアパーツが使われたモノレールの模型も展示され、開発者は「こうした商品はプラモデルと教育の間にあって両者をつなぐ大切な存在だ」と魅力をアピールしていた。

 主催した静岡模型教材協同組合によると、今の小学生の7割はプラモデルを作った経験がないという調査結果もあるという。組合理事長の田宮俊作・タミヤ社長は記者会見で「子どもたちには自分の手で作ることの大切さを知ってほしい」と話した。

 12日は静岡県内の小中高校生招待日で、約4000人の児童・生徒が模型の製作を体験したり、工具の使い方を学んだりする。一般公開される13、14両日はコロナ前の水準となる計約7万人の来場を予定している。感染防止の観点から、2020年からは中止や縮小開催が続いていたため、模型ファンの関心は高く、参加受け付けは今月初めまでに終了した。【丹野恒一】

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