小学校で女子児童にわいせつな行為をしたとして、沖縄県警は9日、同県八重瀬町富盛(ともり)、県職員、野原一茂容疑者(32)を強制わいせつ容疑で逮捕した。野原容疑者は県の児童相談所職員。
逮捕容疑は3月ごろ、県内の小学校で児童福祉司としての業務で女児を面接した際、体を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。県警は容疑の認否を明らかにしていない。
県警によると、野原容疑者は4月16日、県内のスーパーで買い物中の女子学生を撮影したとして警察官から事情聴取され、任意で私有のスマートフォンを提出。警察官が保存データを確認したところ、この女児を面接中に撮影した動画が複数あり、そのうちの一つにわいせつ行為をする様子が映っていたという。【比嘉洋】