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聖母女学院100周年 制服の「リカちゃん」制作 歴史と気品まとい


 学校法人・聖母女学院(京都市伏見区)が2023年6月に創立100周年を迎え、伝統の制服を着た「リカちゃん」の人形を制作した。白いブラウスに紺色のジャンパースカート姿で、学院は「多くの生徒に親しまれた歴史と気品のあるデザイン。学院により親しみを持ってほしい」と期待する。

 聖母女学院は1923(大正12)年、フランスから来た7人の修道女が中心となり、大阪・玉造で創立。32年に大阪府寝屋川市に移転し、49年に現在の本部がある伏見区に小中学校を設立した。現在は伏見区と寝屋川市で小中高と幼稚園など計9校を展開している。2018年までは短大も運営していた。

 学院によると、制服は創立2年後に高等女学校が開校された時からあったとされ、1世紀の伝統がある。時代と共に襟の形などが変化したが、伏見区の小中高と寝屋川市の小学校で、現在もほぼ同じデザインの制服を受け継いでいる。

 人形は創立100周年を記念して企画された。同窓会支援を手掛ける企業「サラト」(兵庫県)を通じ、発売元のタカラトミー(東京都)に制作を委託した。聖母女学院の歴史の中で最も多くの生徒に着用されたという、丸襟のブラウスやオレンジ色の線入りベルトなどを採用した。

 山本道明学院長は「今も母校の制服に思い入れや誇りを持っている卒業生は多い。可愛い人形から学生時代を懐かしく思い出し、子どもたちも学院の新たな生徒になってもらえたら」と話した。

 1体6980円(別に送料520円)。2000体限定で、発送は24年3月の予定。申し込みは専用サイト(https://salat.club/licca/seibo/)か、サラト(0120・982・412)。【千葉紀和】

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