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兵庫・芦屋の史上最年少市長、高島崚輔氏が初登庁


 全国有数の高級住宅街で知られる兵庫県芦屋市の市長選で、史上最年少の26歳で当選を果たした高島崚輔(りょうすけ)市長が1日、初登庁した。市役所玄関で多くの市民や職員に出迎えられ、花束を受け取った高島市長は「市民と市職員の真ん中に立ち、思いを集め、前向きに市政運営に取り組んでいきます」とあいさつし、深々と頭を下げて拍手に応えた。

 高島氏は4月23日投開票の市長選で、2期目を狙った現職と、元タカラジェンヌ、元アナウンサーの有力3候補を抑えて初当選。米ハーバード大在学中の2019年に3カ月ほどインターンで通った市役所に、その後3年あまりで、今度は市長として足を踏み入れることになった。

 大阪府箕面市の出身。灘中学・高校を経て東京大に進むと同時に米ハーバード大に合格し、入学した。在学中に日本の留学支援NPOの理事長に就任したほか、国の省庁でのインターンや世界各国のまちづくり視察など国内外で経験を積んだ。芦屋市では、環境教育や自然エネルギーの研究に取り組んだ。

 選挙戦では、「芦屋には世界トップクラスの魅力があるのに最近は元気がない。市長を代えれば街が変わる」と訴え、支持を集めた。全集会所での市民との対話集会やアプリを通じて市民の意見を集め、まとめた政策集を全戸配布。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などSNSも駆使して知名度を上げた。争点となったJR芦屋駅南再開発事業については計画を見直し、図書館や人々が集う公共施設などを検討する考えを示していた。【稲田佳代】

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