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日本人含む388人、フランス空軍機でスーダン脱出 戦闘激化の恐れ


 フランスの外務、国防両省は24日、紛争が続くアフリカ北東部スーダンから空軍機で、これまでに自国民ら計388人を周辺国のジブチへ退避させ、その中に日本人も含まれると発表した。国籍別の人数や身元は明らかにしていない。現地では24日、軍と反乱を起こした準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の3日間の停戦合意期間が終了。前線では停戦合意はほとんど守られておらず、戦闘がさらに激化する恐れもある。

 24日も外国人らの国外脱出が相次いだ。フランスはスーダンの首都ハルツームに派遣した空軍機で複数回、ジブチに退避者を運んでいる。ドイツも空軍機でハルツームから311人を退避させ、うち101人は24日朝にベルリンに到着した。スペインも空軍機で中南米の国を含む在留者や外交官を救出したとしている。各機は激戦地となっているハルツーム中心部の国際空港を避け、約25キロ北にあるスーダン軍の飛行場を利用しているとみられる。

 中国外務省によると、中国も24日までに自国民の一部を隣国に退避させた。インド政府は23日、救出にあたる海軍の船が紅海沿岸のポートスーダンに到着したと発表している。

 中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、ハルツームでは24日も戦闘が続いた。戦闘や電力不足により携帯電話などの通信状況も悪化。水や食料が不足するハルツームから脱出を試みる市民も多いが、燃料不足により交通手段を確保するのも難しいという。【ヨハネスブルク平野光芳】

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