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車検切れの捜査車両で1カ月2500キロ走行 大阪府警


 大阪府警は21日、薬物対策課の捜査用のワンボックスカー1台について、車検が切れた状態で約1カ月間にわたり走行していたと発表した。その間に走った距離は約2500キロとみられる。府警のデータ上、「廃車予定」と登録されており、車検対象から漏れていた。ナンバーが似た車と誤って入力された可能性があるという。

パトカーの車検証紛失も発覚

 装備課によると、ワンボックスカーは4月11日、オイル交換の際に車検が3月14日で切れていたことが判明。記録上、3月15日~4月11日の計28日間で約2500キロを走行していた。

 府警は、車検対象となる全3790台の車両を調べたところ、他に車検切れで走行している車両はなかったが、泉大津署のパトカー1台で車検証の紛失が明らかになった。

 府警では3月、門真署の事故処理車1台が車検切れの状態で2日間約58キロを走行していた問題が発覚していた。これを受け、4月6日、運転前に車検証が有効か確認するよう指示が出ていたが、今回のワンボックスカーとパトカーはその後も使われていた。道路運送車両法違反の疑いもあり、府警が詳しく調べている。

 岡崎晃装備課長は「同種事案の絶無を期して、警察車両の一層適正かつ厳格な運用に努める」とのコメントを出した。【三上健太郎】

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