山口県警本部に勤務する50代男性警視が知人女性に不適切な行為をしたとして、減給6カ月(10分の1)の懲戒処分を受けていたことが県警への取材で判明した。3月24日付。警視は自ら申し出て警部補に降格された。
県警によると、元警視は2月、勤務時間外に知人女性に対し、身体的接触を伴う不適切な行為をしたとしている。女性からの相談で被害を把握した。
県警は処分を公表しなかった理由について「総合的に判断をした」と説明。セクハラ行為に相当するかなど、詳細な状況は明らかにしなかった。「幹部職員としてあってはならないことであり、指導を徹底して再発防止に努めたい」とのコメントを発表した。【福原英信】