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容疑者家族が県警に安否確認を依頼 事件発生の夜 名鉄駅刺殺


 名古屋市南区の名古屋鉄道本笠寺駅構内で同市中川区の会社員、川村月音さん(18)が刺殺された事件で、ホームから急行列車に飛び込み死亡した男性の家族が愛知県警に安否確認を求めていたことが、捜査関係者への取材で判明した。

 男性は中川区の職業不詳、南拓哉容疑者(29)。8日夜、和歌山県に住む家族から「連絡が取れないので様子を見に行ってほしい」と愛知県警中川署に連絡があった。署員が南容疑者のアパートを訪れたが、施錠されていたため消防に応援を要請。ベランダの窓を壊して中に入ったという。室内には誰もいなかった。

 川村さんと南容疑者は以前、交際していたとみられる。川村さんは8日午後7時50分ごろ、左胸に刃物が刺さった状態でホーム待合室のベンチに倒れているのを発見された。死因は心臓損傷で、胸に3カ所以上の刺し傷があった。

 この直前、南容疑者は駅を通過中の急行列車に接触し、搬送先の病院で死亡が確認された。捜査関係者によると、南容疑者の言動がおかしかったため、心配した家族が県警に安否確認を依頼したという。

 川村さんは事件の数日前、ネット交流サイト(SNS)に「彼氏と別れた。(交際相手に)女友達とも遊ぶのを制限されていた」などと投稿していた。

 県警は南容疑者が事件に関与したとみて捜査。2人のスマートフォンを解析するなどして、トラブルの有無などを調べている。【森田采花、熊谷佐和子】

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