starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

京都市、街灯の電気代1億1500万円過払い 関電が手続き漏れ


 京都市は14日、街灯の電気料金、約1億1500万円を関西電力(大阪市)に過払いしていたと発表した。発光ダイオード(LED)灯への付け替え時に料金区分の変更が適切に反映されていなかったことなどが原因で、利息を含む約1億810万円分については関電が返還する方針。

 市建設局によると、2012年7月~22年12月の契約について、料金区分の変更漏れや、撤去済みの街灯の料金を請求される廃止漏れが計1万746件に上った。22年5月に大阪府などで同様の過払いが判明し、市が調査を進めていた。

 市は13~16年度、街灯の大半を蛍光灯などから電気料金が安価なLED灯に更新。関電側に変更の申請を送付したが、大半の変更漏れがこの期間に発生していた。

 関電は当初、返還を拒否したが、市が過去の台帳の調査や現地確認を行い、関電側で処理漏れや誤りが確認された9276件分については返還の合意が得られたという。

 市は「主たる原因は関電側にある」として、引き続き調査して残る過払い金の返還についても協議を進める。

 一方、府も府道沿いなどの街灯、約1万1000件について、同様の過払いがなかったか調査している。【藤河匠】

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.