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“もう一つの王将戦” 藤井vs羽生の近くで小学生32人が腕競う


 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)が11日、佐賀県上峰町の大幸園で開幕した。初防衛のかかる藤井聡太王将(20)とタイトル獲得通算100期を目指す羽生善治九段(52)の対局に注目が集まる中、約3キロ離れた同町の「吉野ケ里温泉ホテル 卑弥呼の湯」では、県内外の小学生32人がトーナメント形式で腕を競う「子ども王将戦」が始まった。

 豊川孝弘七段(56)と武富礼衣女流初段(23)も参加。審判長を務める豊川七段は「背筋を伸ばして、相手の目を見て。迷ったときは大胆に、脳みそフル回転で良い将棋をさして」、佐賀県初の将棋のプロでもある武富女流初段は「近くでは歴史的な大勝負があっているので一生の思い出になると思う。頑張って」と激励した。豊川七段の合図で対局が始まると、参加者たちは真剣な表情で駒を動かしていた。

 初出場する小学4年、冨岡樹生さん(10)=福岡県糸島市=は友人の影響で5歳から将棋を始めたといい、「中飛車が得意。どんどん攻めて優勝したい」と意気込んだ。優勝者には藤井王将が「王将」と揮毫(きごう)した盾が贈られる。【竹林静、城島勇人】

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