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「ロシア止めなければ、新たな侵略招く」 米でウクライナ支援集会


 米国の首都ワシントンのリンカーン記念堂前で25日、ロシアによるウクライナへの侵攻開始から1年を迎えたのに合わせて、ウクライナへの支援を訴える集会が開かれた。バイデン米政権は軍事、経済、人道の各面で対ウクライナ支援を主導しているが、米国内には巨額の拠出を疑問視する声もくすぶっており、集会の参加者は「ロシアがウクライナの領土を奪うのを許せば、また新たな侵略を招くことになる」と対ウクライナ支援の重要性を訴えた。

 集会はウクライナ系米国人の非営利団体などが企画し、在米ウクライナ人ら数百人が参加した。ウクライナ国旗のほか、ロシアの軍事的脅威を警戒するバルト3国やジョージアなどの国旗を掲げて連帯を示す参加者もいた。

 母親がウクライナ人の米国人大学生、エマ・デラヘンティさん(18)は、ウクライナ国旗の青と黄色で「自由は輝く」と書いたプラカードを持って参加。「バイデン政権の支援は期待以上だ。支援に及び腰な人たちには、ロシアの侵略を許せば、次はどの国が侵略されるか分からないということを理解してほしい」と訴えた。

 1990年代後半にウクライナから米国に移住したミラスロフ・タハノベツキさん(62)は「プーチン(露大統領)を止めなければ、次は中国が台湾に侵攻するかもしれないし、バルト3国やポーランドがロシアに攻撃されるかもしれない。米国は今後も支援を続けてくれると信じている」と語った。【ワシントン秋山信一】

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