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藤井がつらい一手 森内九段「決め手があれば終わりますよ」 王将戦


 東京都立川市で10日、2日目の対局が始まった第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)は、挑戦者の羽生善治九段(52)が攻め、藤井聡太王将(20)が受ける展開になっている。

 封じ手で検討陣の予想と違う手を指した藤井王将。ただ、藤井王将の“信頼度”から、控室ではその後の進行を静かに見守った。ところが羽生九段の▲3一角(73手目)に藤井王将の手がぴたりと止まった。長考が1時間を超えると、「明らかに時間の使い方がおかしい」との声が上がった。

 そして、1時間14分の考慮時間を使い藤井は羽生九段の歩の頭に△6二銀と上がった。5三の地点を守るための銀のタダ捨てだ。立会の森内俊之九段は「持ち駒の桂馬を使うのでは、攻め味がなくなると思ったのでしょう。駒得(銀得)がなくなるので、つらい受けです。羽生九段に決め手があれば(将棋は)終わりますよ」と驚いた表情で話した。AI(人工知能)は、次に先手番が「勝勢」になる手を示している。【新土居仁昌】

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