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「極超音速ミサイル」迎撃できず=首都停電画策とロシア批判―ウクライナ


 ウクライナ各地を狙ったロシア軍による26日の一斉攻撃で、ウクライナ空軍報道官は27日、戦闘機から発射する極超音速ミサイル「キンジャル」2発が使用されていたことを明らかにした。現地メディアが伝えた。防空システムでは迎撃できず、首都キーウ(キエフ)と南部ザポロジエのインフラ施設に着弾したという。  一斉攻撃ではミサイル55発が飛来し、47発が迎撃された。残りが着弾したり、破片が落下したりして11人が死亡した。米独両政府が25日、ウクライナに反撃のカギとなる主力戦車を提供すると発表したのを受け、ゼレンスキー政権に警告を発する意図があったもようだ。  空軍報道官は「(ロシア軍が保有するキンジャルは)わずかで、最重要の戦略的目標を破壊するために大切にしている」と指摘。しかし、狙われたのは軍事目標ではなく、インフラ施設だったと明らかにし、ロシアにとっての「戦略的目標」はキーウを停電させることだと批判した。  別の地元メディアによると、キーウ郊外では26日、湖に落下した全長11メートル超の対艦ミサイル「Kh22」が水中から引き揚げられた。  一方、ロシア国防省は27日、一斉攻撃で「エネルギーインフラ施設」を狙ったことは認めたものの、停電によって兵器の製造や輸送に影響を与えるためだったと強弁した。 【時事通信社】 〔写真説明〕極超音速ミサイル「キンジャル」を搭載したロシア軍のミグ31戦闘機=2018年5月、モスクワ(AFP時事)
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