強盗致傷容疑で６人逮捕＝別事件との関連捜査―稲城市で３５００万円強奪・警視庁

　東京都稲城市の住宅で昨年１０月、住民を暴行し現金約３５００万円を奪ったとして、警視庁は２６日までに、強盗致傷容疑などで、２０～３０代の男６人を逮捕した。 　容疑者の一部は「ルフィ」と名乗る人物から指示を受け、全国で相次ぐ強盗事件に関わっていた疑いがあり、警視庁は関連を調べる。 　捜査関係者によると、６人は昨年１０月２０日午後４時ごろ、宅配業者を装って稲城市の住宅を訪問。住民の両手首を粘着テープで縛って暴行し、室内にあった現金約３５００万円と金塊を奪うなどした疑いが持たれている。　 　同庁は、同２１～２２日に強奪品を都内の買い取り店で売却したとして、盗品等有償処分あっせん容疑で自営業の男（３１）も逮捕した。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕警視庁本部＝東京都千代田区