「どうする家康」大河ドラマ館がオープン＝愛知県岡崎市〔地域〕

　ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」の放送開始に合わせ、愛知県岡崎市の岡崎公園内に大河ドラマ館がオープンした。出演者の等身大パネルや、デジタル技術を活用した関ケ原合戦のジオラマなどが並び、ドラマの世界観を楽しめるようになっている。 　オープニングセレモニーには、鳥居忠吉役のイッセー尾形さんや中根康浩市長らが出席。尾形さんは「岡崎は本当にいいところで、穏やかで気品がある。（ドラマで）忠吉が殿に文句を言って、岡崎に帰りたいと言ったのもうなずける」と話した。中根市長は「ドラマと岡崎の奥深い歴史を合わせてご堪能いただきたい。（園内にある）岡崎城も、すべての展示をリニューアルした」と述べた。 　オープン初日の２１日は約２７００人が訪れた。開館期間は２０２４年１月８日まで。７０万人の入館者数を目指す。　（了）【時事通信社】