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ロシア・ベラルーシが航空演習=「防衛的」主張、NATOもけん制


 ロシア軍とベラルーシ軍は16日、ベラルーシ国内で航空部隊の合同軍事演習を開始した。ロシアのプーチン政権には侵攻したウクライナだけでなく、追加兵器支援を進める西側諸国を強くけん制する狙いがありそうだ。演習は2月1日まで。  独立系メディアによると、ロシア軍のヘリコプター12機が8日に、戦闘機8機が15日にそれぞれ到着。弾薬も運ばれたとみられる。国営ベルタ通信によれば、ベラルーシのムラベイコ安全保障会議第1副書記は15日、合同演習が「防衛的」なものだと主張した。  ロシアが昨年2月に侵攻を始めた時、ベラルーシは隣国ウクライナの北部キーウ(キエフ)州への進路に利用された。その後もミサイルやドローンの発射拠点になっていると指摘される。  ベラルーシのルカシェンコ大統領は、プーチン大統領の盟友で「戦争協力」の姿勢は顕著だ。ただ、ウクライナがベラルーシ領に反撃すれば、参戦を招きかねない。プーチン政権は事情を見透かし、同盟国に「利用価値」を見いだしている。  航空部隊とは別に、ロシアは昨年10月から「合同部隊」名目で1万人規模の兵力をベラルーシに派遣。軍事演習を断続的に実施中だ。ベラルーシは反ロシア色が強いポーランドやリトアニアと国境を接し、両国が加盟する北大西洋条約機構(NATO)を威圧する意味合いもある。  ベラルーシにはロシア空軍基地があり、侵攻後はベラルーシ軍機にロシアの核兵器を搭載する準備も進んでいる。プーチン氏は昨年12月に首都ミンスクを訪問時、「米国は過去数十年間、NATO同盟国に同じことを行っている」と正当化していた。 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシア軍のスホイ30戦闘機=2022年2月、ベラルーシ西部ブレスト州(ロシア国防省提供)(EPA時事)
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