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土方歳三、総髪の胸像に=新選組結成160年、7月披露―京都


 幕末の京都で治安維持を担った新選組。結成から160年の節目となる今年、ゆかりの壬生寺(京都市中京区)に副長・土方歳三の胸像が建立される。このたび胸像のデッサン画が完成し、和装で総髪姿になることが分かった。胸像は、新選組が尊王攘夷派の志士を襲撃した池田屋事件が起きた時期に当たる7月16日のお披露目を目指す。  胸像は、台座を含めて高さが2メートルとなる予定。壬生寺や大丸京都店などで組織する「土方歳三像建立委員会」が昨年7月、クラウドファンディングで資金集めを開始。目標額の1500万円を上回る約2100万円を集めた。  デッサン画は、胸像を手掛ける立体造形家のタナベシン氏が制作。京都の地で刀を振るった当時の勇猛果敢さをイメージし、現存する写真で知られる洋装、断髪ではなく、長髪を後ろで束ねる姿になったという。  土方は1863(文久3)年、後に新選組局長となる近藤勇らと共に、浪士組の一員として江戸から京都入りし、同年に新選組が結成された。壬生寺は新選組が最初に構えた屯所の近くにあり、境内で隊士が大砲の訓練などを行ったという。  壬生寺の境内には近藤勇の胸像もあり、土方の胸像は近藤像の近くに建立される予定。松浦俊昭貫主はデッサン画について「近藤像もそうだが、固い信念を持っている目をしている。どのような像が出来上がるのか非常に楽しみ」と期待を示した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕土方歳三の胸像のデッサン画(土方歳三像建立委員会提供) 〔写真説明〕洋装、断髪姿の土方歳三(AFP時事)
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