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地下鉄硫酸、男に懲役6年求刑=検察側「失明の恐れ」―東京地裁


 東京都港区の東京メトロ白金高輪駅で、大学時代の後輩男性に硫酸をかけたとして、傷害罪などに問われた花森弘卓被告(27)の論告求刑公判が11日、東京地裁(野村賢裁判長)であった。検察側は「顔面目掛けて相当量の硫酸をかけ、極めて危険で悪質」と述べ、懲役6年を求刑し、結審した。判決は2月28日。  検察側は論告で、破れた衣服の状況から「相当に濃い硫酸が用いられ、失明の恐れがある態様だった」と指摘。被害者は入院直後に顔面の皮膚が固まり目を開けられない状態だったとし、「苦痛は察するに余りある」と述べた。  被害者側代理人は「ケロイドや視界不良などの後遺症で、今までできたことができなくなった。厳しい処罰を与えてほしい」などとする陳述書を読み上げた。  弁護側は対人関係が苦手な発達障害の影響もあって被害者らのからかいの対象となり、不安や恐怖心を解消するため事件に及んだとして、執行猶予付き判決を求めた。  起訴状によると、花森被告は2021年8月、駅構内で、サークルの後輩だった男性に硫酸をかけ重傷を負わせるなどしたとされる。 (了)【時事通信社】
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