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混沌の新体制スタート=米下院議長「こんなことになるとは」


 【ワシントン時事】米下院は通算15回にも及ぶマラソン投票の末、ようやく共和党のケビン・マッカーシー氏を下院議長に選出した。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を奪還したものの、混沌(こんとん)とした新体制スタートとなった。  「私は正直者だ。こんなことになるとは思わなかった」。7日未明(日本時間同日午後)まで延々と続いた投票後、マッカーシー氏は演説で率直にこう語った。顔には疲労の色がありあり。選出が決まった瞬間には、安堵(あんど)した共和党議員から「USA!」と連呼する声も上がった。  議長選出の投票が10回以上行われたのは、1859年以来164年ぶりだった。過半数に1票足りなかった14回目の投票では、造反した同僚議員にマッカーシー氏が詰め寄る場面さえあった。  マッカーシー氏は演説で「父は私にいつもこう語っていた。どう始めるかではなく、どう終えるかが大事だと」とも述懐。「米国に対する責務を持ち続けることを私は諦めない」と誓った。  ただ、対峙(たいじ)する民主党下院トップのジェフリーズ院内総務は「民主党は団結し、仕事をする用意ができている。反対側(共和党)は大混乱に陥っている」と早速批判を強めている。新議長の今後の議会運営には不安が付きまとうことになりそうだ。 【時事通信社】 〔写真説明〕7日、ワシントンの米下院で、手を振るマッカーシー新議長(AFP時事)
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