日米２プラス２、１１日開催＝抑止力強化を議論

　【ワシントン時事】米国務省のプライス報道官は５日、日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会（２プラス２）をワシントンで１１日に開催すると発表した。１３日の日米首脳会談を控え、日本政府の反撃能力（敵基地攻撃能力）保有方針などを含め、抑止力・対処力強化に向けた協議を本格化する。 　２プラス２には日本から林芳正外相と浜田靖一防衛相、米側はブリンケン国務長官とオースティン国防長官が出席し、国務省で開かれる。開催はオンライン形式で行われた昨年１月以来。 　プライス氏は「日米同盟は自由で開かれたインド太平洋地域の礎であり続ける」と強調し、軍事的脅威を高める中国や核・ミサイル開発を進める北朝鮮についても議論すると明らかにした。　【時事通信社】 〔写真説明〕米国務省のプライス報道官＝２０２２年２月２３日、米ワシントン（ＡＦＰ時事）