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「かっぱ」元社長、起訴内容認める=営業秘密の不正取得―東京地裁


 回転ずしチェーン「はま寿司」の営業秘密を不正に取得したなどとして、不正競争防止法違反罪(営業秘密侵害)に問われた「かっぱ寿司」運営会社元社長、田辺公己被告(46)の初公判が22日、東京地裁(平出喜一裁判官)であった。田辺被告は罪状認否で起訴内容に間違いがないか問われると、「ありません」と述べた。  起訴状によると、田辺被告は外食大手「ゼンショーホールディングス」事業本部長だった2020年9月、傘下のはま寿司の商品原価や仕入れ価格などのデータを入手。かっぱ寿司運営「カッパ・クリエイト」に転職後の同年12月、同社商品部長だった大友英昭被告(43)=同罪で起訴=と共謀し、商品原価比較表を作成したとされる。  検察側は冒頭陳述で、田辺被告が上司への不満から転職したと言及。その上で「ゼンショー従業員の試行錯誤で得られた原価情報や、工夫して調査したり取引先と交渉したりして得られた仕入れ情報は会社の戦略が反映された資産であり、競合他社へ漏らすことは許されないとの共通認識があった」と強調し、田辺被告は秘密保持契約書にサインしながら転職後にデータを活用して業績向上を図ろうとしたと指摘した。   データは大友被告を通じ、当時のカッパ社商品本部長や商品開発課長に共有されており、法人としてのカッパ社も同法違反罪で起訴された。(了)【時事通信社】
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