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SNS中傷に拘留29日求刑=池袋暴走遺族「言葉の重さ考えて」


 東京・池袋の乗用車暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(36)をインターネット交流サイト(SNS)上で中傷したなどとして、侮辱と偽計業務妨害罪に問われた無職油利潤一被告(23)の公判が19日、東京地裁(安永健次裁判官)であり、検察側は拘留29日と懲役1年を求刑し、結審した。判決は来年1月13日。  侮辱罪は改正刑法の規定が7月に施行されて懲役刑なども法定刑に追加されたが、それまでは「30日未満の拘留または1万円未満の科料」で、油利被告は改正前に起訴されていた。  検察側は論告で、注目を集めようという身勝手な理由で犯行に及んだと指摘した。論告に先立ち、松永さんが意見陳述し、「命の大切さ、言葉の重さをよく考え、私や妻と娘を侮辱したことを心から謝罪できるような人になっていただきたい」と話した。  一方、弁護側は侮辱罪には当たらないとして無罪を主張し、妨害罪については執行猶予を求めた。  起訴状によると、油利被告は3月、「金や反響目当てで闘っているようにしか見えませんでしたね」などとツイッターに投稿。8月には東京・新宿や秋葉原での通り魔を示唆する内容を投稿したとされる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕インターネット交流サイト(SNS)で中傷した男の公判後、記者会見する乗用車暴走事故遺族の松永拓也さん=19日午後、東京都千代田区
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