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感染爆発、生活インフラ直撃=宅配遅れ、医薬品入手も困難―中国


 【北京時事】新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が起きている中国で、医療や物流をはじめとした多方面の生活インフラに支障が出ている。中国政府が、ウイルスを徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策から実質的な「ウィズコロナ」に急速にかじを切ったためで、通常の操業を続けるだけの人材の確保が追い付いていない。  中国メディアは14日、北京市内の宅配便の配達について、配達員のコロナ感染で3日程度遅延していると報じた。一部企業は、1日200元(約3900円)の給料を倍の400元に引き上げて配達員を募っている。  市民生活に定着している日用品や飲食の出前は大幅に遅れ、医薬品も入手しにくい状況が続く。宅配サービス業者「閃送」のデータによると、今月1~12日の北京における医薬品の注文数は、先月の同時期から20倍以上増えた。  物流以外の社会機能のまひも深刻だ。記者が13日に訪れた北京市内の銀行は「コロナの影響で現金がない」といい、預金の引き出しを断られた。現金の確保に「1週間ほどかかる」という。  医療機関でも「感染爆発」が起きており、香港メディアによると、北京では医師が陽性となっても軽症なら出勤を認めるケースが出ている。  コロナ対策を担当する孫春蘭副首相は13日、医療機関を視察した際に「(コロナ対策の)重点を感染防止から治療へ移す」と明言。中国政府はいまだ「ゼロコロナ」の看板を公式に下ろしてはいないが、このまま規制緩和を進める方針だ。 【時事通信社】 〔写真説明〕15日、北京市内の物流拠点に山積みになった荷物
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