starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

米バスケ選手釈放、中東2国が仲介=ロシア武器商人と交換


 【ワシントン時事】ロシアで麻薬密輸などの罪で実刑判決を受け、収監されていた米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手が8日、釈放された。アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアの仲介で、米ロ両国の交渉が成立した。  グライナー選手と交換する形で、武器密輸に関与した罪で米国で収監中だったロシアの武器商人ビクトル・ボウト受刑者が釈放された。2人の身柄交換は、8日にUAEのアブダビ国際空港で行われた。  UAE、サウジ両政府は共同声明を発表。UAEのムハンマド大統領とサウジの実権を握るムハンマド皇太子が「全ての当事者の対話を促進する上で重要な役割を果たした」と明らかにした。身柄交換の場には米ロ両国に加え、UAEとサウジの関係者も同席した。  グライナー選手は五輪で2個の金メダルを獲得した女子バスケ界のスター。2月に大麻オイルを所持していたとしてモスクワの空港で拘束され、8月に禁錮9年の有罪判決を言い渡された。バイデン米大統領は演説で「帰国を手助けしてくれた」としてUAEに謝意を示したが、関係がぎくしゃくするサウジには言及しなかった。  一方、ボウト受刑者は「死の商人」の異名を取る。米メディアによると、2005年公開の米映画「ロード・オブ・ウォー」に登場する武器商人のモデルの一人とされる。  ロシアのウクライナ侵攻を巡って米ロは激しく対立しており、今回の交渉成立によって本格的な対話につながるかが今後の焦点となる。ただ、米政府高官は記者団に「今回の交渉は目標を絞ったものだ」と説明し、ウクライナ情勢に関する協議とは無関係だと強調した。 【時事通信社】 〔写真説明〕8日、ホワイトハウスで、米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手の釈放に関し演説するバイデン米大統領(AFP時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.